九州北部の梅雨入りは6月5日予想観測。
梅雨から真夏にかけては高温多湿でカビにとって最適環境です。
温度28度以上・湿度80%になると、どんなに掃除を行き届かせても、カビは生えてしまいます。
●梅雨時の湿気対策
湿気のたまりやすいキッチンやバス、洗面所、クローゼットなどは梅雨の間に風を通すことが難しいですね。カビの栄養源となるほこりや湿気がたまらないよう、壁と家具の間を5センチ程度あけて風の通り道を作り、扇風機をあてる、押入れの中にスノコを敷く、湿気とりに新聞紙を活用するなど様々な対策をとりましょう。
●カビの除菌
カビの除菌方法には、酢で掃除をするという昔ながらの方法のほか、消毒用エタノールの活用もあります。カビを見つけたら、消毒用エタノールスプレーを噴霧し、乾いたボロ布で拭い、再度カビにスプレーして綺麗なボロ布で拭き取ります。拭いた布はビニール袋などに密封して捨てましょう。
●留守時の湿気対策
梅雨の晴れ間は、窓をあけて風を通したいところですが、晴れている日がたまたま休実の時とは限りませんね。
家の中を空気が循環するよう以下の点に気をつけてください。
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- 部屋のドアや押入れの引き戸は開けておく。
- できれば換気扇をかけて出かける。
- 換気口の前に物を置かない。
●在宅時の湿気対策
窓を開ける際は、風上と風下両方の窓を開けると風が通り易くなります。同時に換気扇をまわすと更に有効です。 雨で外の湿度が80%以上あるような日は、風を入れることで家の中に湿気も呼びこんでしまうので、窓を開けずに換気扇だけをまわすと良いでしょう。
以下は家にいる時の小さな心がけです。
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・朝や寝る前に除湿機やエアコンをかける。(1時間かけるだけで違います。)
・食器洗い乾燥機や衣類乾燥機を使っている方は、それらを使うときに換気扇を回す。
・布団は起きてすぐ押入れにしまわず、少し置いて乾燥させてから。
- ・結露は放っておかず、こまめに拭き取る。
●梅雨時のお洗濯のコツ
臭いや乾きをふまえた洗濯のコツをご紹介します。
- ・1回の洗濯量を減らす。
- 1回の洗濯量が多いと室内干しでは乾きが遅くなります。
- ・汚れ物を何日も溜めない。
- 何日も溜めると雑菌が増えて臭いの元です。
- ・室内干しの際は、換気や湿度コントロールをしやすい場所を選ぶ。
- 室内干しには洗濯物の周りの湿気が停滞しない、換気や湿度調節のしやすい場所が向いています。たとえば換気扇の近く。換気しながら干せば湿気がこもりにくく、少しでも早く乾きます。扇風機を併用すれば効果倍増です。
- ・風のある場所で。風がなければ起こす。
- 風は洗濯指数の条件にもあるとおり、乾燥時間を大きく左右します。洗濯したての濡れた物は、ベランダに雨よけがあるなら、雨が降る日でも外に干した方が、風があるぶん乾きがよいくらいです。ただし半乾きより前に室内へ移動しないと逆に吸湿してしまうので要注意です。なければ扇風機を洗濯物に直接風が当たるように置くと良いでしょう。
梅雨~真夏の季節は、なるべく掃除の頻度を増やすよう心がけ、湿気対策を万全に過ごしたいところですね。
家づくり安心住宅 株式会社 石原工務店
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