■オーダーで家具を作ってみてゎいかがですか‼

新築やリフォームの際は、せっかくなので上手にコーディネートして家具を揃えたいものです。

しかし、家具を置くとでスペースが狭くなり、どうしてもイマイチ、よいデザインがみつからなかったりと、家具選びはなかなか難しいのではないでしょうか。

そんなときは、オーダーで家具を作ってみてはいかがでしょうか。

テーブルや床下収納、テレビ台や吊り棚など、大工さんや建具屋さんならもってこい。

予算や工期もありますが、きっと喜んで引き受けてくれるはずです。


・知っておきたい家具の種類

普段なにげなく使っている家具ですが、

大きく分けて「置き家具」「造作家具」「システム収納」の3種類あります。

「置き家具」とは既製の家具。

「システム収納」とは既製のパーツを選択して空間に合うように組み立てる家具のことです。

「造作家具」は、施工されたお部屋にぴったり合うように作られた家具のことです。


「置き家具」や「システム収納」では補えない自由な寸法での設計が可能となり、

 より空間との一体感  を高めることができます。

 また、世界にひとつしかない自分のためだけにデザインされた「オリジナルの家具」は、

 満足度の高いものになるというのものです。


・大工さんや建具屋さんに頼もう!

 モデルルームに足を運んだとき、住宅そのものの仕様もさることながら、

 優れた空間の構成に圧倒されたことはありませんか?

 それは、メインとなる置き家具や椅子やソファと、空間になじむ造作家具のバランスが

 実にうまく構成されているからです。

 実際に住宅を建てるときは、この方法を参考にすると良いと思います。

 

 壁のニッチや柱と壁の凸凹、階段下など、置き家具を設置するのに不向きなスペースができた場合、

 大工さんや建具屋さんに相談しましょうね。

 大工さんや建具屋さんに頼む最大の利点は、使う素材が、床材や建具などの建材と同じものを使って 

 統一感を出せることです。

 その上で、メインとなる見せ家具を選ぶと、空間に立体感が生まれます。


・家電製品、配線は隠して収納

 造作家具は自由な寸法や他の建材との統一感にとどまらず、

 さまざまな電気機器などの設備を上手に隠すことにもあります。

 

 テレビやオーディオ機器、冷蔵庫やエアコンはその無機質な印象がときに統一性を

 損ねてしまう場合もあります。

  そんなときにも、造作家具は、壁の一面にうまく組み込むことにより、

 電気機器の配線を隠しつつ、必要な部分だけを出すことで、一体感を生み出します。


・自由な発想で「見せる収納」をデザイン

 空間をやわらかに演出する間接照明を造作家具に組み込むのもおすすめします。

  木の素材メインの造作家具に、ガラスやメタルといった素材のテクスチャーでアクセント付け、

 他のインテリアと同色のカラーのボードを扉や背面に使えば、空間をコーディネートするのにも

 一役買ってくれます。

 以上参考にされてくださいね。


 

                      家づくり安心住宅株式会社 石原工務店

                                 スタッフ